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February 24, 2005

コミック本万引き訴訟、OLが防犯費支払い書店と和解

 万引きの犯人に、お店側が防犯にかかった費用を請求し、満額とまではいかないもののある程度の額を引き出し、和解した、という話だそうだ。

 もう7、8年ほども前になるだろうか。本屋で一度、万引き少年を捕まえた事がある。
 大井町のとある本屋のこと。その本屋は結構広いフロアで、マンガコーナーが独立している店だった。島単位の本棚がいくつかたっており、その一角には私しかいなかった。その時、私がいる場所から2つ島を隔てたところに、3人組の少年達がスルスルっ入ってきた。その迷いの無さ、一人の少年がレジの方に目をやっていること、店員の場所から位置的に死角である事でピンときた。
 私は足音をしのばせ、少年達の背後に回りこんだ。すると素早くコトが行われていた。リュックを背負った少年がそこに立ち止まり、背負ったままのリュックの口は大きく開かれていた。もう一人の少年が背後から平積みの本を鷲掴みでリュックの中に入れようとしている。更にもう一人はレジを注視していた。私には気づかなかったが、連携がとれていた。
 「お前らなにやってんだ!」
 私が声を出すとビクッと3人が振り返る。"ヤベッ"という感じがありありと見て取れた。私は本を元に戻させ、店員には知らせず、3人を解放した。そう、開放しちゃったのだ。なんでヘンな仏心出しちゃったんだろうと、今でも後悔してますよ。店のためにも、本人達のためにもならないことをしてしまった訳で。しかも後から考えると、慣れていた(常習だった)可能性が高かった訳で。もっと言えば、許すなんて権利、私には無かったのかもしれない訳で。…二度と甘いことはするまい、と思ってもそんな現場、以降一度も立ち会ってません。

 本屋や釣り具屋の人と仲良くなったりすると、万引きの話がたまに出る。彼らにとっては本当に死活問題なのだ。本の利益率や、釣具屋の利益率なんてたかが知れてるということだ(釣り具はそれでも値引いてほしいけど(笑))。そしてそのまま古本屋や、中古釣具屋にモノが流れていく。万引きされたものと知ってて引き取る店もある訳だ。彼らはそういう店にも悪意を感じると言う。そんな話をする時、お店の人は嫌そうな、残念そうな顔になっている。

 万引きはリスクが高いということを知らしめる裁判。多少スケープゴート的な感じもしなくはないが、万引きをした事実はある訳で、ザマーミロ、という感じもある。今後万引きという行為が減ればいいけど、きっとこんな事例を気にするようなヤツは、最初っから万引きなんぞしないような気もするなぁ…。

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