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May 13, 2005

正しい資質

 先日、足にできものが出来た。左足の指付近のものだった。痛痒い感じで、歩行困難というところまでは至ってなかったが、翌朝に大事な打ち合わせを控えていたため、念のために病院に行く事にした。仕事帰りだったため、救急病院しか開いていない時間帯だった。
 救急病院で医師に看てもらう。足に傷があり、水ぶくれになっている。そこからバイキンが入ったとの事。ジワジワ腫れが上に上がってきているから、翌日フツーの病院に行く旨を指示された。一日分の抗生物質を出してもらい、患部に消毒液を塗布し、ガーゼを当て、包帯で巻いてもらった。

 打ち合わせ出席のため中一日を置き、Y須賀共済病院に行った。ここは朝7:00から番号札を取り並ぶ制度。当然早く行ったほうが早く診てもらえる(ということになっている)。ただし受付が開くのは7:50。その後各科窓口前で更に待つ事になる。私は家が近いために7:00初診一番乗りであった(再来患者は既に数十人来ていた)。
 さて、今回の症状を前提に考えた場合、行くべきは皮膚科か、外科か、形成外科か、あるいは整形外科か?病院慣れしていないためよくわからない。受付担当者に相談すると外科で看てもらうよう指示された。
 さて外科外来。初診1番に通しても最初に名前は呼ばれない。先に再来患者や予約患者の名前が呼ばれる事になる。この辺の順番並び変えルールは患者からはよくわからない。それでも9時頃だったか、自分の順番が来た。
 診療室に入ると、担当はNという女医だった。このあたりから話がおかしくなってくる。
 包帯を取って見せてくれ、というので、自分で包帯を取り、ガーゼを取った。足の指の間を覗き込んだNは「水虫かもしれませんね、皮膚科に行ってもらえますか」と言う。それはつまり、今から大手大行列の最後尾に並び直す事を意味する。…しかしまぁ、そういうこともあろう。やむを得ぬ仕儀である。だが問題はこの後に起こった。
 女医は皮膚科への紹介状を書きながら言った。「はい、もういいですよ」
 …?
 モウイイデスヨって言われてもあーた、こちとら靴下脱いで、足の指の又ジュクジュクさせてる状態ですよ?それはホッタラカシですか?先ほどガーゼを自分で取ったあたり違和感を感じたのだが、こう来たか。先ほどまでNの背後には看護師がいたが、このタイミングでは外していた。もしいたら事態は変わっていたかもしれない。
 それでも「あの、ガーゼとかもらえませんか」と穏やかに言ったところ、なんとNはハイ、と私にガーゼを手渡し、紹介状の記述に戻ったのだ。こいつ…(心の声)。
 私は足元にガーゼを当てながら再度「テープとかもらえませんか」と言った。するとNはハイ、とテープを切り取って私に渡しやがるのだ。このバカヤロウッ!(心の声)

 ここはどこで、彼女は何者で、私は何なんだ?

 さすがにヒトコト言おうかと思ったのだが、相手は目の前で紹介状を書いている。医者と患者の心理状態が働いた。飲み込んで、自分でガーゼをテープ止めして待合室へ出た。
 暫く待つと名前が呼ばれた。事務員が紹介状と外科での費用明細を私に手渡し、皮膚科への道のりを案内する…が…我慢できませんでした。
 その事務員にNが今行った行為を述べ、医師として問題である事、そして今の行為に一銭も払うつもりは無い事を伝えた。「よく費用請求ができますね」といったような事を言ったと思う。しかしまぁ、目の前の事務員が悪いわけではない(はずだった)。
 事態は続く。
 事務員は奥へ入り、暫くして出てきた。「少々お待ち下さい」とクレームを言うために私は待たされる事になった。ところが少し待ったが何の反応も無い。馬鹿馬鹿しいので皮膚科の受付を先に済ませる旨を伝え、再度外科に戻った。戻りたくもなかったが伝票は事務員が持っている。ちなみに待ち番号は既に3ケタに乗っていた。もともと1番だったんだがなぁ…。
 やがて「奥へどうぞ」と診療室へ通された。今から面と向かって文句言うのも誰のためなんだかなぁ、と思う。仕事が待っているので私にはそんな時間すら惜しかった。
 ところがである。待っていたのは先ほどのNではなく、その背後に立っていた看護師ではないか!
 「お話を伺いましたが…」
 と切り出す看護師。彼女に一応言いたい事は言ったが、あまりにも馬鹿馬鹿しい。看護師に言ったところで何の意味があるというのだ。病院内において医者は神様なのだ、と思わずにはいられない。Nを出せ!と言いたいところであったが、とにかく時間が惜しかった。言ったところで何の意味も持たない事もわかっていた。ヌクヌクとしている場所にいる限り、Nの行状は変わることはあるまいし、また私の時間を割いてやることでもないのだ。
 その場を辞そうとすると、先ほどの事務員が私に声をかけた。治療費の件に関し相談するので、その結果を皮膚科の診療が終わってから聞きに来て欲しいとのこと。この事務員もどうかしている。人を待たせる事がそんなに好きかヒマ人め。
 そんな事は電話で皮膚科に伝えてください、と言って皮膚科に向かった。皮膚科ではまたまた長い行列を待つ事になったが、これは仕方が無いとあきらめるしかない。
 皮膚科での対応はマトモでしたともええ。マトモな対応がこんなに有難いものだとはじめて知りました。お金を払っているとは言え、感謝の気持ちを忘れてはいけませんなぁ!
 検査の結果、足は水虫ではなく、一週間前のGW中に草っぱらをハダシで走り回ったことが原因らしい。そこから傷が発生し、菌が入ったようだった。おじいちゃんおばあちゃん、遼太郎と遊んだなぁ、とか思い出しましたよ。
 結局、外科の費用は払わなくて済むことになった(皮膚科の事務員から伺った)。明細を見てないので幾らかわからなかったが、一万円だろうが百円だろうが払うつもりは無かったけれど。最終的に病院を出たのは昼12時頃になっていた。ぐったり。
 ブラックリストがあるのなら、載ったかな、と思った。

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Comments

お怒りの所、このようなツッコミで大変恐縮ではございますが、女性の「傷病者などの療養上の世話、または診療上の補助をすることを業とする者」は「看護師」と書きます。「看護士」だと男女雇用均等法施行前の男性看護師の呼称ですな。

これが動物相手だと、男女とも「動物看護士」と言うそうなので言葉は大変難しいもので。

Posted by: KOH | May 13, 2005 01:33 PM

 ああっ。「師」か「婦」って書かないようにしたつもりだったんだけど。今から変更しよう。

Posted by: 竜馬 | May 13, 2005 01:41 PM

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