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August 17, 2005

ヨコハマ買い出し紀行 13巻

 詩的な物語というものは幾多もあるが、詩をそのまま漫画にしたものはそうそう無いのではないか。「ヨコハマ買い出し紀行」はそんな作品です。
 「ヨコハマ買い出し紀行」を読んで感じる事は、まず空気。そして草木と地面。大きすぎず、小さすぎないその空間の捕らえ方はいつもため息とまったり感の連続です。主人公、アルファさんはロボットでありながらその空間に溶け込み、景色の一部となり、またそれを見ている主観でもある。この微妙な位置づけを上手く描いているところが芦奈野ひとしの非凡なところであると思う。
 さて、ヨコハマ買い出し紀行は三浦半島が舞台である。絵に描かれている海と、高くもない山々などの自然感は「ウンウン」と頷けるものであり、描かれている過去っぽい未来と今の景色にそう大きな差が無い。予想される変化は目を瞑れば家の目の前に広がっているかのようでもある。
 安針塚や、田浦の山の路地。相模湾に面する磯、景勝と海。三浦の台地。山の上の鉄塔。海沿いの夕景。そこが舞台なだけに、当たり前だけどヨコハマ買い出し紀行の景色を見ることが出来る三浦半島。この作品を見た方にはぜひ足を運んで欲しいと思います。

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