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October 10, 2005

沈まぬ太陽 3 御巣鷹山篇

 3巻しか読んでません(^_^;)。
 御巣鷹山の出来事を小説として描いた作品。吉岡忍の「墜落の夏 日航123便事故全記録」の方が、より詳細な記録の様な気がしますが、それはまぁ、見据えた角度も違うし。

 主人公は日本航空国民航空側の人間だが、物語は残された遺族が主軸となっている。残された遺族の悲しさ、虚しさがこれでもか、これでもかと描かれており、国民航空の"補償"のイヤらしさも、これまたひたすら執拗に描かれている。それほどの出来事だった。
 自分だっていつ、被害者になるか。いや、加害者の側にすら、いつのまにか回ってしまうかもしれない。残された人は、生きていく戦いの中にある。それが嫌な人は、世間を捨ててしまうしかないのかもしれない。
 ゾっとするその悲惨さ。読むべき一冊です。

 山崎豊子がこの話を週刊新潮に連載した当時、日本航空は同社の広告を一切打ち切ったんだそうな。ケツのアナの小さい話…。

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