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November 20, 2005

法の庭 5巻

 この巻は個々のエピソードもさることながら、小泉、田所、天海の3人の人間関係の方向性が定まった事が大きい。いや、以前からわかっていた事ではあるが、3人の間で各人の考えはオモテに現れてきた事になる。
 それに加え、次席検事の安川は部下の暴走により予定外の行動を強いられそうであるが、この先どう振舞うのか。天海と安川の不倫も一部の人間には知られている事が伺える。人間関係の中心には天海がいる。誰もが彼女を欲している。小泉は、一番質実剛健、そして単刀直入に天海に「申し入れ」しているが、彼女の中の順番では最下位に見えなくも無い。
 それぞれ社会的実力を持って法廷に向かい、事件を解決し、そして人間関係の主導権を握ろうとしている。天海はこの先どういう判断を下すのだろうか。彼女は魅力的ではあるが、ガンコで底を見せない"自分"を持っている。隣に居れば、楽しくもめんどくさい関係だと個人的には思うんだがなぁ。

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