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February 06, 2006

勝五郎

 蒲田に勝五郎という寿司屋がある。寿司屋というか、居酒屋かもしれない。そこで職場の呑み会があった。
 店内は山小屋、ロッジの様な感じで、窓の外は雪が積もっているのではないか、という錯覚を覚えさせる雰囲気だった。
 2階に上がったのだが、冷蔵庫の中の瓶ビールなどはセルフサービスである。おでんや、刺身などが大皿に乗って1階から上がってくる。その中に、ウニが板で乗っていた。これが絶品であった。
 チリ産やカナダ産、いや国内産だってミョウバンを多用し、ウニに非ず、の味がついている事が多い。それはどこの店でも普通についている味だ。苦味と言うか何と言うか、微妙な味。ああ、私は海原雄山ではないのだった。
 このときのウニにも、板にある表示を見ると一応、ミョウバンの表示があった。しかし微量らしく、ほとんど苦味を感じなかった。一口含めば、ウニの甘みと潮の香りが口中に広がり、涙すら流しそうであった(それはウソ)。
 久方ぶりの、美味しいウニであった。活きウニに近いような。
 また食べに行きたいが、お金も時間もそんなに無いのであった。

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