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March 20, 2006

地下鉄サリン事件

 オウム真理教、地下鉄サリン事件から11年が経った。
 事件の発生した日は11年前の3月20日。カレンダーは今年と同じ月曜日だった。

 その日、私は飛び石連休を4連休とし、20日は休みをとっていた。休みと言っても何をするでもなく、寮で寝ていたのだった(をい)。9時頃だったか、目を覚まし、テレビを見ると築地の中継が入っていた。ヘリコプターによる上空からの中継であった。
 消防車とレスキュー隊員が画面を埋め尽くし、大騒ぎの中継であった。どのチャンネルを見ても似たような中継であった。

 何か大きな事故があったのかな。ガス漏れでもあったか。スゴそうだな。

 そんな程度にしか頭が働かない。暫く画面を見入っていた。そのうち、地下鉄日比谷線での事故だと言うアナウンサーの声が耳に入ってきた。つい数ヶ月前まで日比谷線神谷町までの定期を持っていたのだった。
 ハッと気づき、とりあえず実家に電話。母は心配していたらしく、無事を喜んだ。田舎に居ると東京も狭いものだ。従兄妹も茅場町に勤めていたが、これも無事であった。
 と同時に、ちょっと心配になり始めた。寮の隣人Yは普通に出勤していた。彼の降りる駅はまさに日比谷線神谷町であった。しかし連絡先の電話番号は知らなかった。

 昼ごろ、会社の課長から電話がかかってきた。
 「バカヤローッ!なぜ電話してこない!」
 あっ。
 当時私は某飛行機会社に現場SEとして常駐していた。その常駐先には休みの旨、先輩の許可をもらい、ホワイトボードにも書き入れていたのだが、自社の自分の事務所には何の連絡もしていなかったのだ。心配になった課長が電話をかけてきたのだった。

 夜になり、隣人Yが帰ってきた。その頃には事故ではなく、事件であった旨が報道されていた。
 「おお、無事だったか」
 「無事だったけどさ~」
 かなり危なかった。Yの乗った電車は、中目黒から神谷町へ向かったサリンが散布された電車の1、2本後だったようだ。何度も止まるのでヘンだなぁ、と思っていたらしい。神谷町までたどり着き、階段をあがると人がマグロのように何人もゴロゴロしていたそうだ。助けを待つ人々だったらしい。あたりは騒然としており、Yはすぐに地上に上がったとの事だった。
 テレビの報道は果てしなく続いていた。幾人か死亡者が出ている、と報じられ、神谷町の映像が幾度も出ていた。改めてYの無事を幾人かで(申し訳なくも)喜び、皆でテレビを深夜まで見たのだった。

 それから、11年が経った。
 犯人達は、未だに生きている…。

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