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August 24, 2006

太陽系惑星「8個案」で調整…国際天文学連合総会

 増えたり減ったり話題沸騰ですな。

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 太陽系の惑星を9個から12個に増やすとする惑星の定義案を示していた国際天文学連合(本部・パリ)は23日、冥王(めいおう)星を惑星の地位から格下げし、8個にする修正案で最終調整に入った。
 惑星として親しまれている冥王星が、教科書から消えるという事態もありそうだ。
 22日の総会では小惑星「セレス(ケレス)」、冥王星の衛星「カロン」を惑星に昇格させるとした当初の案への反対が続出。ほかの惑星に比べて大きさや軌道面の点で異質である冥王星を惑星としてきたことに反発する声も出された。
 こうした意見を受け、定義案を作成する同連合評議委員会は「12個」案を撤回。新たに〈1〉自分の重力で球形になったもの〈2〉その軌道領域で主要な天体であること――などを惑星とする新定義案で最終調整に乗り出した。
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 増えたり減ったり、忙しいもんですな。しかしまぁ、冥王星が惑星から外れるってのは寂しい話ですね。太陽系に惑星が新たに仲間入りするというのはロマンを感じますが、外されるというのはなんかこう、寂しいだけではなく、落第と言うか、落とされると言うか、そんな感覚。
 アメリカ人により発見された唯一の惑星なだけに、アメリカは嫌がってるんだそうで。「あの若い国が欲しがっているものは名誉だ」という話が出たのは"沈黙の艦隊"でしたっけ。冥王星が惑星であるという合理的な理由をコネ繰ればいいんじゃないかと思うのですが難しいのでしょうね。

 私が「冥王星」という星の名前をはじめて知ったのは、言わずもがな宇宙戦艦ヤマトによるものでした。
 イスカンダルへ向かうヤマトが冥王星を離れるシーンがありました。それは太陽系を離れるという意味であり、あたかも内海から外海へ乗り出す船のように、ヤマトは外宇宙の海へ乗り出して行ったのでした。
 「さようなら、必ず帰ってるぞ」と主人公達が太陽系に別れを告げるシーンには、子供ゴコロに感動と郷愁と外宇宙の不安感を覚え、"冥王星とは太陽系の最外惑星なんだ"と強く思ったものです。

 冥王星よさようなら。いや別に、惑星の定義という人間の主観の問題でしかないのであって、消えてなくなる訳じゃないけれど(笑)。

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Comments

仮に今夜の決議で8になったとして
将来、子供達がヤマトを見て
冥王星が架空の星だと思ってしまう日がくるかもしれませんね。

Posted by: MOON | August 24, 2006 at 01:28 PM

なんというかー感じたのは、
天文学者ごときがごたくを並べようとも、惑星ってのは『すいきんちかもくどってんかいめい』なんだよ、べらぼうめぃ。
と啖呵をきりたい気分。

Posted by: あび | August 24, 2006 at 03:35 PM

なんにせよ、

大自然に対する人間の傲慢さを再発見

そんな晩夏の一日。

Posted by: 味噌田楽 | August 24, 2006 at 11:46 PM

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