よく飛ぶ飛行機集
よく飛ぶ飛行機集、という本を知ったのは何歳の事だったろうか。小学生の頃だったと思う。親父が買って来てくれたのだった。
ケント紙に印刷された紙飛行機の型枠。これを切り抜き、何枚も張り合わせ、グライダーの形を整え、空へ飛ばした時の感動は今でも忘れ難い。
高く、遠く、紙で出来た飛行機が入道雲へ吸い込まれるような錯覚を感じた事。
丁寧に作り上げたほど、より性能が高くなる事を実感し、友達と日が暮れるまで飛ばしあいをした事。
それは、確かに今に繋がる時間軸の彼方にあった出来事だった。
あの時見た景色をまた、子供に見せたいと思い、本を探した。今は、新選紙飛行機集として、販売されていた。
遼太郎、2歳半。もう少し、早いかな。
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