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September 04, 2006

欧州の月探査機「スマート1」、役目終え月面に消える

 これ見たかったなぁ。

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 欧州宇宙機関(ESA)は3日午前7時42分(日本時間午後2時42分)、欧州初の無人月探査機「スマート1」(重さ約370キロ・グラム)を、最後の任務として、地球からの指示で月面に衝突させた。

 世界中の天文台が、その模様の観測に臨んだが、ハワイにあるカナダ・フランス・ハワイ望遠鏡(CFHT)が衝突した瞬間の撮影に成功、公表した。

 スマート1は2003年9月に打ち上げられ、月を周回しながら月面を撮影。燃料が少なくなったことから、ESAは、探査機を月面に衝突させて、その過程の月の重力変化や、舞い上がる砂の観測から月の鉱物資源の調査を行うことを決めた。

 AP通信によると、スマート1は、軌道を調整しながら、秒速2キロ・メートルの高速で、月の南半球にある「優秀の湖」と呼ばれる場所に衝突。その衝撃で直径10メートル程度のクレーターができたと予想される。公開された画像では、燃料が爆発して、明るく光を放っている様子がとらえられていた。
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 見たかった、とは思うものの、批判、否定するヤツはいなかったのだろうか。即ち、月にゴミを捨てるな、と。
 最後の任務、鉱物資源の調査、と言えば聞こえはいいが、残骸はコナゴナになって月面に散らばったはずだ。燃料は爆発したかもしれないが、ほとんどの部品は燃える事もない。
 人類が経済活動的にその場(月面)を利用しない限り、確かにその残骸は意味を持たないかもしれない。簡単に言えば、今回の措置で困るヤツは誰もいやしない。じゃあ、だったらやっていいということになるんだろうか?
 宇宙空間にデブリとして残す事よりはマシなのかもしれないけど、何も考えてないような気がする。同じ発想が今、地球を汚してるんじゃなかったっけか?例えば太平洋の真ん中でタバコ一本捨てて誰が困るのか。しかしそれをやってはいけないのが今の倫理観であったはずだ。環境を考えるという事は、結局知識として知っているだけ、という事でしかない。

 人間が活動する以上、ゴミを出さないなんてありえない。しかし、このような象徴的な出来事で異論も出ないとなると、人類は宇宙に対してゴミを撒き続けるだけの存在でしかないような気がする。

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Comments

ペルーのゴミだらけの町で異臭を放つドブ川沿いを歩いたりするとさ、こういう国が他にいくつあるんだろうとか、これだけのゴミをどうやって無くしていくんだろうとか考えるわけ。だってね、ゴミ箱ってもんが基本的にないんだよ。テロ対策とかじゃなくてね。つくづく途方もないなと思う。そうするとなんだかどうでも良くなっちゃうんだよね。なるようになりやがれ、みたいな。もちろん竜馬のように自省的にモノを考えることは大切なんだけどね。

Posted by: 剛 | September 04, 2006 at 12:39 PM

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Posted by: e-アフィリ | September 04, 2006 at 05:53 PM

まぁ理想を言ってしまえばそうなんだけど、現実問題として「探査機をゴミにしない為」にはどうすればいいのか?を考えると、一概にタバコの投げ捨てと同じにはいかんよーな気がするのですよ…。

タバコの吸殻なら吸った本人が持って帰れば済むけど、探査機は持って帰れないし(アポロ計画だって持っていったモノを持って帰れるほど燃料等に余裕が無かったワケだし)、そもそも取りにいけないし、地球に帰還させる機能つけようと思ったらそれだけで重量が倍増、打ち上げ費用も格段に増え、下手すりゃ予算オーバーで打ち上げすらままならなくなったり…(;´Д`)。

現地で廃棄が良いとは言えないけど、やむをえない選択肢だったのかも。

Posted by: LIB. | September 05, 2006 at 01:49 AM

 どれほどのエネルギーが必要かどうか、そういう計算はしてませんが、以下の様な考えはムリかなぁ、と思ってみたり。
 地球と月の間にある探査機は、太陽の周りを公転している訳ですよね。その反対の方向にチョロっと噴射などすれば、公転周期から外れて太陽に向かって徐々に落下していきませんか。幾年かかるかわかりませんが(^_^;)。
 そうするとこう、原子レベルまでばっちり焼却が…。

 まぁ、上記がどれほど現実性のある話かは置くとして。
 月探査機などという国家的、象徴的大プロジェクトにおいて、わざわざ捨てる、という行為を選択したのが今回ちとなんだかなぁ、と思わなくもなかったのですね。
 月面にアポロの遺物が残っていても、正直それはそこに置いていくしかない、という気はするのですが、今回はことさら必要性を作って捨てたような感じにも取れたので。まぁ、そんなに目くじらたてる事じゃありませんが、意識の底辺なんてこんなもん、と思ったわけでして。

Posted by: 竜馬 | September 05, 2006 at 08:46 AM

月軌道上の探査機を太陽公転軌道に乗せるのはちょっとじゃすまんと思うが。そもそも推進用イオンエンジンのキセノンは既に使い切っていて、姿勢制御用ヒドラジンがちょびっと残ってる状況で軌道変更は無理だと思うし、それが出来るぐらいなら地球に落とせば大気圏で燃え尽きる。(燃料無いからそれも無理だけど。)

軌道上でデブリにするか、月に落とすかって選択なら月に落とすってのはありだと思うけどねぇ。衝突自体、立派な科学観測対象の一つだし。

Posted by: KOH | September 05, 2006 at 10:32 AM

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Tracked on September 04, 2006 at 01:01 PM

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