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July 16, 2007

一人、夜釣りをする。

83 台風一過。というほど台風という感じでもなかった。台風4号は関東の南を過ぎ去り、ウチの近所ではほとんど波風をもたらさなかった。
 三連休、釣りに行くつもりだったが諦めていた。だが、台風は過ぎ去り、目前には海が見える。釣具屋だって近くで、エサを手に入れるのも容易だ。夕暮れから2時間も頑張れば、アナゴの2,3匹は楽勝ではないかと思えた。カミさんの許可を取り、いそいそと出かけた。

 ガラガラの海辺釣り公園。それでも家族連れが数組。昼間に比べてやや風が出てきたか。てくてくと歩き、奥の方の場所を陣取る。一番近くの釣り人でも、100mほども離れている。

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85  夕日の沈み間際、頭上に青空が広がった。ラピュタのBGMが脳内に流れた。虹が半円を描き、釣果は約束されたかに見えた。そう勘違いさせるように、23cmほどのカサゴが上がる。
 しかし、低い雲が頭上に広がる。防大にサーっと霧のような雲がかかるのが見えた。海から駆け上がるような雲。霧雨のような雨が降り始めた。
8687 辺りが暗くなり、馬堀海岸に電気が灯った。公園内の電灯にも灯りが灯る。足元の大きな照明(公園据付)は便利であるものだ。ただ、ヘッドライトを使用しないと逆光であるのだが。竿先にケミを付けた。

   周囲はどんどん暗くなり、ついに真っ暗である。公園内に、果たして自分以外の誰かが居るのだろうか、などと思う。木々が黒々とざわめき始める。その下で、強くなってきた雨を避ける。吹き返しだろうか、北風がたたきつける。今になって風はどんどん強くなり、海にはウサギが舞い跳ねるようになってきた。

 根性で打ち返すが、全くアタリは無い。そもそも風が竿先をゆらし、アタリがとり難くなってきていた。雨粒は大きくは無いが、Tシャツにジーパンというスタイルではただ濡れていくのみである。もっとも、当初よりもし雨が降っても濡れて帰るつもりではあったのだが。

 突然、目の前を鳥が飛び去った。カモメかウミネコであろうか、白い鳥だ。一羽や二羽ではない。かなりの数の鳥が、風に逆らうように海面スレスレを北上していく。次から次に、しばらく途切れなくそれは続いた。写真に撮ってみよう、と思いケータイで撮ったがやはり無理であった。

88  ケータイの画像を見て、なんとなくゾッとした。夜の海の写真を撮るな、と誰からか聞いた覚えがある…。

 気がつけば、今更ながら周囲には誰もいない事を思い出した。あれほど目の前を飛んでいた鳥も、もう見えない。雨が降り、木々が強風にざわめく中、一人、竿を出している自分に気がつく。
 釣り人は根性。夜中、誰も居ない防波堤で一人釣りをしたことは、一度や二度ではない。
 …だが、先ほどの写真が気になった。何か…写ってはいやしないだろうな。

 その後、片付け始めるのにそんなに時間はかからかなった!…ということで、カサゴのみでありました。あー怖かった。

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Comments

>夜の海の写真を撮るな?

たしかに言われてみれば、物騒な気が…

Posted by: まーてぃ | July 17, 2007 at 12:50 AM

おいでおいで~おいでと~♪
誰かが招きます。

Posted by: あび | July 17, 2007 at 12:42 PM

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