さて、今年も横須賀おさかな祭りの日がやってまいりました。溜まった疲労をものともせず(そうでもないけど)、会場に向かったのです。
いつもは朝7時とかに行ってたのですが、今年は10時に家を出発。外は雨。近所なのに、車で行きました。
会場の販売ブースはほぼ魚を売り終えており、マグロの体重当てクイズの発表などが行われていました。もう終わりかなーとウロつくと、やたらに人が集まっている区画が。あれは「めずらしいお魚の展示即売会」ではありませんか。セリ形式で売るらしいのです。過去は朝のうちに買い、早々に撤退して自宅で食べていたので、これには参加したことが無かったのです。今回はチャンスだと私もその集団に子供をかかえて紛れ込んだのです。
セリとは言っても、一番高い値をつけた人が買うものではない、という説明でした。最初のトロ箱はその言葉の通り、4000円、5000円と叫び声が飛び交う中、3000円(だったかな~)でオバチャンが魚をせり落としたのでした。なんとなく、雰囲気を味わうこと。なんとなくくじ引きっぽいこと。なんとなく売る側の特権を使うこと、てな感じでした。
なるほどそういうシステムね、と私もがんばろうと気合を入れます。二番目のトロ箱にはヒゲの長さを入れず、胴の長さだけで4、50cmくらいはありそうな巨大イセエビが入っていました。魚市場のおっさんがそれを高々と掲げると、会場からはどよめきがあがりました。
さあ買った!
1000円!2000円!3000円!
5000円!と私は手を上げました。すると、「そこのお父さん!」とおっちゃんは私の方を指さしました。あれま。二番目に早々GETしてしまいました。

トロ箱の中には先ほどの巨大イセエビ。ズワイガニ、毛ガニとエビカニづくし。加えてイワシにイラ(ちょっと大きめ)でした。
うーん、イラねぇ…微妙だなー、と思いながら、その場を離れ、300円のマグロ小どんぶりを買って家族でベンチにて遅い朝食を食べ始めました。
会場では、まだまだセリが続いています。
いつのまにかセリの売り手が乗っている台上におねーちゃんが立ち加わり、売り文句の音声がマイクを通じて会場中に流れていました。巨大アワビ!ヒラメ!マダイ!会場からはギャアギャアといろんな声が聞こえます。
うーん、イセエビも良かったけど、魚系で何かもっと良いものが欲しかったな~…とウズウズ。しかし明確な説明が無かったにせよ、一人で何箱も買うなんてなー。第一食べきれないしなー…と思っていると、おねーちゃんが「ウナギ!」と言った時、あまり盛り上がりに欠ける様な反応がありました。あれ?と思っていると、とりあえず売れた感じ。暫くしてまた別の「ウナギ!」が入ると、明らかに盛り下がっている気配。なるほど、確かにウナギなんて捌くの大変だし、料理も大変だしねぇ…。しかし、それならば…(私はウナギやアナゴ好き&一応捌ける)。
こそこそ会場に戻り、暫く見ているとアワビやエビカニ系は明らかに皆目が血走っている感じ。そこら辺では手も上げず様子見としました。ところが、来ましたよまたまたウナギが。ウナギ!とおねーちゃんが叫んでもあまり手が上がらない。1000円、2000円…それ以上、値が上がらない感じ。そこで4000円!と手を上げると売り手のおっちゃんが「文句なし!」と私を指差したのでした。
トロ箱の中にはウナギ13匹、アナゴ1匹。ヒラメ(50cmほど)1枚にカレイ小1枚。アイナメ(小)、シマイサキ(小)、アカエイ1枚てな感じでした。ヒラメって言えばまた状況は違ったかもしれません。アカエイはなー…やりようが無いので市場にお返ししました。ヒラメはラッキーだった。
さて、帰ってからとにかくウナギを裂き、ウナギを裂き、ウナギを裂きまくりました。ウナギ裂き買っておいてよかったよ(アナゴ用のつもりだった)。なんかもう、職人みたい。でもあれですね。ウナギ、初めて裂いたのですが、アナゴより身が締まって筋肉質な感じですね。
カニはふたつとも茹でたのですが、カミさんはひたすらカニを喰っておりました。魚よりこっちのほうがいいとさ。まぁいいか。
意外な旨さだったのがイワシ。身が真っ白で脂が乗っており、絶品でした。いい時期の、いいイワシは美味しいのは知っているけど、こんないいイワシは久しぶりだった。
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