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March 2010

March 28, 2010

サマーウォーズ 感想

 サマーウォーズを漸く観る。Sw
 以降ばっちりのネタバレ注意。ただし、観てないとなんのこっちゃわかりませんが。

 時をかける少女もそうだったが、最近映画館で観る機会を失っている。DVDは借りようかとも思ったが、結局買った。ブルーレイにしようかとも一瞬考えたが、ウチにはまだ導入されていないのと、観もしていない作品をいきなり鑑賞環境ごと揃えるには抵抗があり、そして予算は無かった。

 で、時かけの時もそうだったんだけど、今更、遅まきながらの感想などを書いてみる。
 一言で言えば、面白かった。ロングランになったのも納得である。何度も観たくなる映画だと思う。

 シーンシーンで五月雨に感想が浮かぶので、そこはかとなく、徒然に感想を書いてみる。

1.物語冒頭
 夏希はフィアンセのバイトをわざわざ物理部に飛び込んで依頼している。それがなければ物語はスタートしない訳だが、飛び込んだのはなぜ物理部だったのだろうか。野球部だって、サッカー部だって、自分が所属する剣道部だって良かったのではないか?まぁ、運動部に比べヒマそうだったのかもしれない。夏休みに学校に居る文化部なんて少なそうだしなぁ。健二、佐久間とは、過去に全く接点がなかったという風ではないのだが、やや不自然に感じなくも無いというか、もう少し必然性があっても良かったのではないか。

2.夏希の誕生日
 平成4年、7月19日(日)。俺、社会人1年目だったんだよ…。なんかショック。

3.陣内家
 でかい。普通じゃない。赤備えが良い感じである。

4.栄ばぁちゃん登場
 健二を値踏みする。その目力。目の中のハイライトが小さく揺れている。この眼光の動きが、うまく生きた目力を表現出来るもんだと感心してしまった。それにしても健二のオドオドした態度のどこが御眼鏡に叶ったのだろうか。

5.夏希、改めて健二に”恋人のフリ”であるバイトの説明
 「あとは別れた事にするから」。無邪気というか、残酷というか…。その後も夏希のKY(AKY?)な発言は続く。美人ってのはこうなんだよなー…。

6.万助登場
 「前祝だ!」と言いつつ台所に活きイカを運び込む。三段重ねのトロ箱にはどれもイカが入っており、子供たちは最初は目を輝かせるが、”イカばかりかよ”と最後はやや引き気味だった。しかし、3つのトロ箱のイカは3種に分かれており、これは相当贅沢な話である。後に出てくる万助の船はイカ釣り漁船だし、万助自身のアバターもイカであった。イカ好きが描いたな、という気がしたが…(細田守がイカ好きなのかと思ったら、ウィキによれば嫌いな食べ物はイカリングとのこと)。
 トロ箱の二番目はアオリイカ、三番目はヤリイカだが、最初のイカの種類がわからない。コウイカ類ではないし、スルメでもない。一番近いのはアオリだが、二番目に綺麗に描き分けられて泳いでいるので違うと思われる。何のイカなんだー…気になる…。

7.夏希に相手にされず、寝付けぬ健二
 OZのセキュリティ乱数コードが送られて来て、解きだす健二。後に、この夜にこの問題を回答したのは世界中に55人居た、と佐久間が言っていたが、OZのセキュリティは相当低くて何が世界一なんだか。これでは全く話にならない。

8.翌朝、OZ大混乱のニュース。
 TVでは健二の目隠し映像が既に出ているが、この情報取得はちょっと早すぎると思った。アバターからあっさりと特定されたのだろうが、この段階で目隠しと言えどテレビに出すだろうか普通。そこまで特定されているのなら、健二の保護者→旅行の行き先→陣内家、というルートで、翔太を待たず、すぐに警察が来てもおかしくないと思えた(ただし健二は行き先もわからず家を出ている様だが)。学校にも来た形跡無かったしなぁ。
 それにしても、回答を一文字違いで誤った健二のアバターがなぜ、(ラブマシーン(或いはこの段階では国防総省?)に)見かけ上の犯人として扱われたのだろうか。正解者は他に55名も居たというのに。一文字違いのマヌケ、ととらえられたか、それともOZのメンテのバイトを行っていた関係で、犯人に仕立てやすかったのか(実験にそんな必要があったのかよくわからない)。いずれにしても、まぁ主人公ならではの逆境を作ったという話なのだが。

9.佳主馬の陣取るパソコン部屋
 というか物置。田舎の古い家にはそういう場所があるんだよなー。ウチの本家は佐賀の田舎だが、イメージが似た場所があり、なんとなく笑えた。少女マンガが数冊紛れ込んでいるあたりが実にリアルで、ウンウンと頷いてしまう。

10.「戻って!この先60キロ渋滞だって!!」
 翔太に連行される健二を夏希が追いかけてきた。不思議だ。何で渋滞だから呼び戻そうと思うのか。渋滞情報を知っても、翔太の車はもう警察に着いていたかもしれない上、健二が連行される事を夏希がどうこう出来るという発想がよくわからなかった。家に戻れば直美あたりにも「何で戻ってきてんのよ?」と問われているが、正にそのとおりだと思う。家に戻す理由がもうひとつ。

11.栄バァちゃん、電話かけまくり
 先生なんて呼ばれて。一体ナニモノなんだろう。褒章もらってるくらいだから、何かしらの世界ではよほど有名人なんだろうなー。「あんたんトコのバカ息子」と、他人の息子をバカ息子呼ばわりするほどの親密さが表現されており、栄バァちゃんの偉大さが表現されていた。

12.健二の能力発揮
 混乱後、OZの管理棟にもぐりこむコードを最初に解いたのは健二だった。昨夜の回答が間違っていたため、容疑が自動的に晴れたかのように表現しているが、逆に疑いは濃いものになりはしないか?それと昨夜の正解者、55人は健二が解くまで何やってたんだろうね…。ま、そこは健二の初期の活躍の場という事で。

13.事態がとりあえず一段落
 陣内家の面々が揃って晩御飯を食べている。「さっすが俺らのバァちゃん」という言葉に皆笑う。この栄バァちゃん、年寄りなのに人気だよな。バァちゃん本人が当主としての威厳を保っているからに他ならない。その理由はは家の外に対する威厳でなく、家内のことで人気と威厳を保っている。人間、こうありたいと思うのだが、なかなか出来ないことだよな~…。

14.侘助に怒る栄バァちゃん
 長刀を持ち出して切りかかる。このシーンを見て思い出すのが上杉鉄兵(俺は鉄兵:ちばてつや)のバァちゃんである。旧家で名門、巨大な家に住む、実権をもったバァちゃんが長刀で孫に遅いかかる…まったく同じである。それを思いつく世代はまぁ、歳食ってるって事なんだろうなぁ…。
 侘助は向けられた長刀の刃をつかんで退け、退散するのだが、手は切れない。模造刀なのかもしれないが、それじゃつまらないので手の平から少し血が滴るくらいの演出が欲しかった。

15.人は死ぬ
 この夜、バァちゃんは激しく動揺し、怒り、血圧を上げた事だろう。血圧のモニターが出来なかった事と相まって、侘助がバァちゃんの命にとどめを刺したのは間違いない。
 そういう状態だと知っていた万作はなぜ、長刀を振り回した直後の栄を手当て(確認)しなかったのだろうか。モニター出来ていなければ尚更のことだ(「昨日の夜からのデータが送られていない」タイミングが微妙だったのかもしれないが)。翌朝、「寿命だろうなぁ…」と呟いているが、万作ももう少し気をつけていて良かったのかもしれない。とは言いつつも、元気だった人が翌朝すぐに死んでしまうなんて、あまり想像はつかないものだが。

16.栄と最後に会話したのは健二だった
 実際は違うかもしれないが、表現上はそうなっている。その際、栄と健二が花札をやっているが、栄は生涯最後の花札だったし、健二にとっては生まれて始めての花札だった。
 栄が勝ち、健二が負けた。栄は「フ、フ、フ」と笑うがぎこちない笑いのようにも感じた。これは栄バァちゃんの失調を表す演技、演出だったのかもしれない。
 このとき勝負にかかっていたのは夏希の嫁入り(?)だった。栄バァちゃんが改めて健二を認めた形になっていたが、このシーンには陣内家の他のメンバーは出てこない。翔太あたりが陰で”聞こえてしまって”葛藤する、なんてのがあって良かったかも。

17.さて、ラブマシーンに対するリベンジが始まる
 その際、万助が第二次上田合戦の概要を語る。徳川秀忠の名が出た瞬間、「ああ、関ヶ原の合戦に遅参した原因がこれだったか!」と思い出した。上田合戦そのものはあまり詳しく知らなかったが、陣内家のモデルが真田家(真田昌幸)だったことにこの時点で気がついた。それにしても渋いところをもってくるもんだ。

18.戦いの準備
 スパコンを持ってきたり、ミリ波通信アンテナを持ってきたり、挙句の果てに、電源確保のために船までイカ釣り漁船まで持ってきたりとまぁ、陣内家の男性陣の行動力と実力はすばらしい。イザ鎌倉を叩き込まれているのはさすが武家の本領発揮であった。
 ちなみにスパコンのセットアップ、事前に終わってたもの…と解釈するしかないね(笑)。

19.通夜前の陣内家の台所
 女性陣が立っているが、大きな台所とそのレイアウトが如何にも田舎の家っぽい。先述のウチの本家も同じような感じである。どこも古い家は似たようなものなんだろうな。
 田舎の旧家の当主の葬式なんて、準備が大変だろうなぁ…と感じる次第。と言うか、自分たちでどうこう出来るレベルを超えてしまうのではないかと思ったり。

20.ラブマシーンvsキング・カズマ
 途中、二つのビルに挟まれるシーンがあるが、トップをねらえ!を思い出したのは私だけではあるまい。

21.氷をスパコン部屋から栄バァちゃんの部屋に運び込む翔太
 何も勝手にやらなくても、と思わなくも無いが、翔太に言わせればバァちゃんの通夜の日にゲームに盛り上がる方がどうかしている、と思ったのかもしれない(それでも自分の父親と、祖父がやっていることなのだが)。
 結果的にスパコンは熱暴走。キング・カズマは敗退の憂き目に遭ってしまう。佳主馬の怒りは観客の怒りでもあるのだが、しかし周囲の大人は翔太を咎めない。栄バァちゃんを大事に思う翔太の優しい気持ちがわかるからかもしれない。
 佳主馬は翔太を殴るのだが、そのとき健二は「翔太兄ィ、大丈夫?」と言っている。「翔太さん」ではない。…そんな親しい仲じゃ無いような気がするのだが!
 その後、侘助が戻ってきた時、乗っていた翔太のRX-7(FD)がボロボロになっていた。それを見る翔太の愕然とした表情で、観客はちょっと溜飲を下げさせてもらえているのかも。

22.核施設への攻撃が明確になった時点
 理一が語ることによって、陣内家の面々は初めて危機意識が固まる。それにしても、それを止める戦いが今、目の前のモニターに映るキング・カズマとラブマシーンの戦いであることを理解するなんて、ちょっと理解が良すぎやしないか。その後、最後にあらわしが陣内家に降る可能性が出た際も、同じように早いと思ったし、健二が「まだ負けてない」と言ったときに手を止める面々にも、理解が良すぎる(避難行動を止めるなんて?)と思えてしまった。

23.栄バァちゃんの遺言が見つかる
 そこには、残された家族への指示が書かれているのだが、家族の名前が出てくるのは妾腹の侘助の名前しかない。よほど心配のタネであったのだろう。他の子供たち、特に万里子にとってはやや悔しい内容であったかもしれない。

24.遺言を読み上げるシーン
 朝顔畑の中、正面の入道雲がもくもくと湧き上がっている。あの絵がなんとも良かった。

25.遺言に従い、食事を取る陣内家の人々
 侘助の場所が最初から空けられていたし、そこへ侘助も後から来て、座る。その時どうこう言う人は居ない。家族の仲間入りの、或いは仲直りの、または結束の象徴であったかもしれない。
 ”毎回負け戦に戦うんだウチゃ”。うーん、真田信繁(幸村)が聞いたらどう思ったろうか。

26.ラブマシーンとの花札決戦
 あの空間の背景デザイン誰だ!?ものすごくセンスがいい。黄金部分も、単純な金色でなく。金箔を貼り付けた様になっており、美しいの一言である(恐竜は余計だと思ったが)。いずれにしても、映画の中で最も画面が美しかった。

27.アカウントを預ける申し出
 途中、夏希のアバターの変身シーンはまるで魔法少女モノの様相。ちょっと笑えた。それにしても、このとき全世界からアカウントを預ける申し出が出ているが、この中継を一体何億人が見ていたんだか。
 そこで思うことが2つ。一つは、”みんな何やってたんだか”である。ラブマシーンへの勝負は、陣内家、もっと言うと健二しか思いつかなかったのだろうか?システム管理者は何をやっているんだー。
 2つ目。そもそも何億人もの人が見ていたことに驚く。テレビ中継されたってここまで視聴率が稼げるわけではあるまい。オリンピックのナマ中継だってここまで見ているか疑問だよなぁ。如何にOZがこの世界の根幹であるか、という事なんだろうけれども。

27.花札の最後の勝負
 ラブマシーンは一勝負一千万アバターにレートを上げる。それはいい。だが、ちょっと弱すぎやしないか。五光、猪鹿蝶、赤短、青短がいっぺんに揃うなんて普通無いぞ。このAI、何も学んでないんじゃないのか(笑)。レアアイテム効果とんでもない。

28.主人公らしさ
 花札勝負であるが、これを考えたのは主人公である健二であるにしろ、侘助に同時作業を頼んだり、「先輩、イケます!」と叫んだりと、どうも主人公らしからぬ位置に居るなぁ、と違和感をもってこの場面を見ていたら、最後の最後に主人公の主人公たるシーンが残されていた。もっていきかたが上手いもんだ。

29.そして最後の暗号を解くシーン
 最初に健二の背中を叩き、励ましたのは翔太である。この人が実は陣内家の中でも一番栄バァちゃんに近いのかもしれない。それに比べ、次期当主になる万里子はやや当主、という感じがしない。頼れるオバさんではあろうが、しかしそれは齢を重ねた心強さでしかない。
 健二は暗号を二度解き、二度締め出され、ポロリとペンを落とす。諦めたかに見えたがその手はキーボードへ伸び、三度目の暗号を突破すべく、キーを叩き始める。暗算。主人公が最高にいい仕事をした見せ場で、生唾を飲み込む面白さであった。

30.一夜明けて
 あらわし落下後、外見ボロボロになった家に詰め掛ける弔問客たち。温泉が吹き出ている。仇討ちの達成感が、陣内家の心を洗っている。吹き出る温泉は、その後の陣内家の豊かさに繋がる伏線なのかもしれない。

31.健二と夏希のキスシーン
 親戚が「チューしろ、チューしろ」と追い込む。陣内家の誰もが健二を受け入れ、家族になったと言えるシーンだ。特に、よそよそしかった直美が健二とジャレるのが象徴的である。
 しかし、夏希の親が見ているどころか、弔問客の前でやることかー。と言うか、弔問客誰が受けているんだー!!(でも全てが許されるのね)

 以上、五月雨感想でした。長文だー…。

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March 15, 2010

南西風と買い物

 この週末は釣りに行か(け)なかった。
 土曜日は南西風吹きまくりですよ。
 K部長と「午前マルイカだけでも行くか!」なんて金曜日に話していたのですが、予報悪く、南西風。金曜日の時点で諦めていたのですが、K部長は相当行きたそうに誘ってくる。
 しかし土曜当日、案の定南西風が吹き荒れている。これはどの船も出船していまいと思った(除く東京湾内のアジ)が、部長もやはり自宅に居たらしい。
 「どう、吹いてる?」
 「ムチャクチャ吹いてます」
 「そうかぁ、都内はそうでもないんだがなぁ」
 などと会話してました。

 日曜日は一転穏やかな天気だった(午前中ちょっとだけ北風が吹いたけど)。
 久々にカレイの投げ釣りにでも行きたかったのだが、この日は子供の卒園、小学校入学式の服を買いに行く約束をしていたので釣りは却下。
 子供の服を買い、カミさんのスーツを買い、私は自分のくつした×6、パンツ×5、ワイシャツ×5、ネクタイ×5を買った。
 全て安もんであるが、前に買ったのがいつだかわからないほど前である。パンツは…たまには買っていたけどさ!

 本の裁断&スキャニングは5万ページを超えました。最近ペースが落ちてるけど。

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March 11, 2010

鶴岡八幡宮 大銀杏倒れる…樹齢千年、実朝暗殺の舞台

 これは驚いた。

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 10日午前4時40分ごろ、神奈川県鎌倉市雪ノ下の鶴岡八幡宮(吉田茂穂宮司)の本殿前にある樹齢1000年とされる「大銀杏(おおいちょう)」が、根元付近から折れて倒れているのを警備員が見つけた。9日夕から続いた強風が原因とみられる。けが人はなかった。大銀杏は鎌倉幕府三代将軍、源実朝の暗殺事件の「隠れ銀杏」として知られる。
 同八幡宮によると大銀杏は幹回り6.8メートル、高さ約30メートル。午前4時15分ごろ、当直の警備員が3回ほど「ドンドン」という音を聞いた。警備員は「積もった雪が落ちる音だと思った」という。その後、落雷のような音がしたため、様子を見に行くと大銀杏が倒れていた。市消防本部によると、当時の最大瞬間風速は12メートルだった。
 <後略>

****

 これはちょっとビックリなニュースですよ。凶兆の前触れじゃなければ良いのですが。
 樹齢1000年以上の、しかもこれほど有名な木が倒れるなんてそうそうない話です。ウチから一番近い”樹齢1000年”じゃなかったか。ご神木は…たぶんあるだろうけど。

 子供の七五三の写真にもしっかりと写っている大銀杏。あれが倒れるなんてなぁ。地震などで建物が災害にあっても、あの大銀杏が倒れるなんて想像もつかなかった。驚いた。

 奈良、平安、鎌倉時代から立っていた木が、今、まさに倒れるなんて。このご神木の横を通り過ぎた過去1000年の人々も、想像だにしなかったろうなぁ。

※写真は一昨年のもの…

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March 09, 2010

寒いヒラメ釣行

 会社関係の仕立てで、小網代から所エ門でヒラメ釣行。
 つめたい北風と雨。先週よりはマシであろうが、それにしてもここのところツイてない。

 小網代の真沖と城ヶ島沖を攻める。
 アタリは最初からあった。しかし、シコイワシがカジられるだけ。そのうちK部長の竿が船中最初に大きくしなる。全員注目の中、あがってきたのはマゴチであった。なかなかのサイズ。
 その後停滞。何度目かの立て替えの後、今度はYの竿が大きくしなる…がバラシ。Yはこの日、2、3度魚を乗せたが全てバラシ。ついに魚を見ることはできなかった。
 ふと見ると、胴の間の部長の竿がまた大きくしなっている。ユラリとあがってきた魚はヒラメ。2Kgはあったろうか。なかなかグッドサイズである。
 一方、私にもチラチラアタリがあるがなかなか乗ってくれない。しかしその瞬間はついに来る。ガツっとようやく魚が乗ってくれた。竿が気持ちいいほど曲がり、楽しい。その反面、ハリス3.5号と細いのでやや不安でもあったあがってきたのはコチ。40cmオーバーほどの大きさ。とりあえずのお土産確保だが、私にとってははじめてのマゴチGETであった。口の横のイイトコに針がかかっていた。

 その後、船中1枚ヒラメ追加&またもや部長がマゴチを釣る。K部長大フィーバーであった。
 私は結局コチ1匹に終わった。アタリは都合10回以上もあり、少ない経験ながらもヒラメ釣りでは一番のアタリ回数であった。取れなかったけど。とにかく食いが浅く、すぐにイワシを放してしまう感じ。頭だけ残ってくるパターンもあった。
 やや風雨のため波があったのと、ミヨシであったためヘタクソな私にはまだ厳しかった様である。

 それでも十分面白かった。帰宅後すぐに次回用の仕掛けを作ったのは言うまでも無い。…ということも言うまでもないが。

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March 02, 2010

オニカサゴ釣行は津波で早上がり

 週末の2月28日(日)。この日は以前から予定していた佐島からオニカサゴの仕立船の日だった。
 前日から雨が降っていたが夕方にはやんだため、日曜日は大丈夫かと思われた。しかしながら朝から結構な雨。そして気温低下。普通だったら家で寝ているところだが、これが仕立ての辛いところではある。
 この日は、別の要素もあった。チリ地震である。
 太平洋を越えて津波が来るのか疑問ではあったが、環太平洋の地震の際、津波を注意するのは常識である(それが理解できているなら出船を中止にするのも常識のような気がしないでもない)。テレビやネットを確認するが、注意、警報の類は出ていない。とりあえず待ち合わせの場所へ向かった。

 佐島は氷雨に包まれていた。
 集まったのは6人。
 職場関係が中心だが、いずれも釣りマニアな人間たちである。

 「今日は出れますかねえ」
 「防寒さえしっかりしていれば大丈夫だよ」
 そんな会話。

 船長がやってきて皆準備に入る。そこで尋ねた。
 「地震の影響の津波は大丈夫でしょうか?」
 船長は意外な顔をして答えた。
 「地球の裏側だろ、大丈夫じゃない?テレビでも何も言ってなかったよ」

 まぁ、その時点では日本中がそのような感じであったに違いない。

 雨の中出船。
 相模湾は、意外に波が立っていない。北風に強いなと思った。

 70mダチから開始。一投目はアタリが無かったが、二投目からは船中アタリが出始める。オニカサゴならぬ、フサカサゴがかかってくる。私の竿にはアタリが出なかったが、周囲は一荷でかかっている人も出た。しかし大きさは20cm以下と小さい。
 そのうち私の竿にもアタリ。最後まで抵抗を見せ、やや型の良い、35cmのフサカサゴが上がった。

 その後、幾度か船を立て直し、100mダチ付近も探るが、アタリは途絶え気味だった。
 10時頃には風雨ともに激しく、気温は下がった。まさに凍える寒さである。それなりに着込んではいるが、体が震えてとまらない。これでアタリでもあればアドレナリンも注入されるというものだが、アタリは絶えていた。
 風は強くも、しかし波はそこまで高くはなかった。早上がりするにはモッタイナイ。とそこに、無線で津波情報が入った。組合から連絡があり、上がって来いとの指示。
 その時点で10:30。津波予報は13時頃。もう1時間は出来るとその時点で思いはしたが、吹き付ける北風に追われるように帰港した。

 警報が解除されたら出直す、とは船長の言であったが、ご存知の通り警報はすぐに解除されることもなかったし、そもそも皆寒さに震えていた。今日はこんなもんだろ、という空気で解散となった。

 帰宅前にカミさんにTEL。
 「津波ビデオで撮れるかな?」
 などと言っているが、予報は50cm程度。実際は30cm程度だったそうで。風雨による波の方がよほど高い。まぁ、波というよりは高潮の様に潮位が上がったそうですが。
 沖に出た船はたいしたこと無かったけど、東電防波堤あたりは浸かったんだろうなぁ。海を漫然と見ててもわかりにくいけど、河口あたりで観測したらわかったかなぁ?

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March 01, 2010

3月の購入予定一覧

 3月の購入予定一覧。

03/04 集英社 バクマン。 7 小畑健
03/05 講談社 湾岸ミッドナイト C1ランナー 2 楠みちはる
03/08 秋田書店 ドカベン スーパースターズ編 33 水島新司
03/08 秋田書店 弱虫ペダル 10 渡辺航
03/09 新潮社 エンジェル・ハート 32 北条司
03/17 講談社 海皇紀 43 川原正敏
03/17 講談社 GTO SHONAN 14DAYS 3 藤沢とおる
03/17 講談社 はじめの一歩 91 森川ジョージ
03/19 集英社 彼女のカレラ 16 麻宮騎亜
03/23 講談社 ピアノの森 17 一色まこと
03/23 講談社 宇宙兄弟 9 小山宙哉
03/23 少年画報社 キリン 38 東本昌平
03/23 MF クリスティ・ハイテンション 5 新谷かおる
03/30 小学館 新クロサギ 6 黒丸
03/30 小学館 電波の城 10 細野不二彦
03/下 光文社 歩く人PLUS 谷口ジロー

 この作品群の中では宇宙兄弟が群を抜いているか?しかし何気にバクマン、電波の森はやっぱり面白い。ピアノの森は本当に読めるのだろうか。キリン…は面白く転じることを願いながら買い続ける。

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