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March 2011

March 31, 2011

飯舘村に避難勧告を=IAEA

 これってトップニュースにならないのかね。

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 国際原子力機関(IAEA)のフローリー事務次長は30日、ウィーンの本部で記者会見し、事故を起こした福島第1原発の北西約40キロにあり、避難地域に指定されていない福島県飯舘村について、高い濃度の放射性物質が検出されたとして、住民に避難を勧告するよう日本政府に促した。
 同事務次長は「飯舘村の放射性物質はIAEAの避難基準を上回っている」と指摘。日本側からは調査を開始したとの連絡があったことを明らかにした。
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 上記発信の意味は大きい。

 「日本政府や東京電力はやはり情報を隠している。隠していないというのなら、そもそも対応能力に欠けている」と言われて言い返せるのか。

 「能力が足りないからIAEAの協力を仰いでいる」と言うのなら、指摘になぜ即日対応しないのか。あくまでもIAEAの指摘でしかなく、日本政府や東京電力としては従う必要なしという判断なのであれば、そのように声明を出せばよい。なぜしないのか。それとももうしたのかな?

 まぁ、未経験、未曾有の事態だけに、対応に時間がかかることもあろう。
 判断に苦慮することもあろう。

 しかし、当該地域の住民は、そんな悠長な事を言ってられない。
 そして、当該地域の住民の不安はそのままその周辺地域の不安であり、東日本の不安となり、日本そして周辺国の不安になる。

 SPEEDI(緊急時迅速放射能影響予測)の発表があっても、避難勧告の同心円は変えない不思議。

 政府のえらい人、原子力保安委員会のえらい人、関連省庁・役人のえらい人、そして東電のえらい人。
 その人たち本人ではなく、その人の妻、子供、孫を当該地域に移動させて、コトの対応にあたっては如何だろうか。

 きっと対応が早くなるに違いない。

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March 25, 2011

電気も大切だが感情も大切だぞコノ

 東京電力から費用請求であるところの、「電気ご使用量のお知らせ」が来た。

 そこに、以下の文面が。

 「非常天災の影響により検針にお伺いすることができませんでしたので、先月分と同様のご使用量とさせていただきました」

だと。

 まぁ、確かにそんなに大きな差はないかもしれないが。
 これで納得する人は少ないと思うぞ。

 原発の説明といい、この件といい。

 大なり小なり、人に説明して納得してもらうとか、理解してもらおうとか、そういう発想はない会社なのね。

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March 24, 2011

水 …が無くなったわけではないのだが

 キーッ、宅の子供たちにそんな水飲ませられないザマス!
 先生方、学校では水道水を飲ませないで欲しいザマス!
 ペットボトルのミネラルウォーターを用意して飲ませるべきザマス!
 学校側が責任をもって東電とか国に提供させて欲しいザマス!
 当然ザマス!

 …なんて親が居る可能性は否定できない訳で。

 水。影響が来ましたね。

 今の季節、南西風が強いので、すぐにここまで影響が出るとは思いませんでした。しかしこのところ北風も吹いたし。甘かった。

 首都圏のペットボトルはあっという間に売り切れ。
 まぁ、素直な反応と言えましょう。過剰反応とは思いません。

 仕事や学校が許すのであれば、家族を連れて九州に逃げたい気持ちです。気持ちは。
 しかしまぁ、簡単にそんな事出来るはずもなく。

 今後、肉とか魚とかからも放射性物質が検出されるんだろうな。

 「東京に原発を!」 高校の頃読んだなぁ。一時期、友達周辺で流行りました。今改めて思い出します。

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March 18, 2011

通勤電車 混乱の日々

 3/11(金) 地震当日。
 今までに経験したことのない揺れを感じた。
 首都圏の全ての電車はとまり、その例に漏れず、京急も止まった。これはまぁ、仕方が無い。

 3/14(月) 地震後初出勤。
 この日、JRは東海道線、横須賀線を全線で止め、京浜東北線は赤羽~蒲田折り返し運転とした。
 東横線は辛うじて多摩川を越えたが武蔵小杉止まり。京急は全線で運転していた。

 結果、どうなったか。
 東京~横浜間を運転する電車は京急のみとなり、その輸送量は限界を超えるものとなった。(私ももみくちゃにされました)
 各地で出勤できない人があふれ、自宅待機を余儀なくされた人も多く出た。

 昼になって京急は、当日の運行を15:30で終えると発表。理由は夕方のラッシュ時に、顧客の安全確保が出来ない、というものだった。(動かさないJRへの当て付けの様にも感じなくも無い)

 昼過ぎ、後輩からこの件を教えてもらった私も急いで帰宅の途につく。
 泉岳寺から乗車。既にかなり混んでいた。行き先が「金沢文庫」となっていたのが気になった。電車はやはり金沢文庫止まり。その停車直前に車内放送がかかる。
 「この電車は引き続き、新逗子行き普通電車となります」
 それはいい。問題は横須賀方面の客を下車させた後、ホームで新たな情報が放送された事にある。
 「本日は横須賀中央、浦賀、久里浜、三崎口方面の電車は終了しております」
 だと!?

 話が違うじゃないか!

 結局帰宅難民第二ラウンド。
 とりあえず慌てて今降りたギュウギュウ詰めの電車に無理やり乗り込み、金沢八景までたどり着き、そこからひたすら歩いた。狭い歩道を既に多くの人が歩いている。杖を付いて歩く人もいる。タクシー、バス待ちの人数は最早数える気もしない。
 当然の様にタクシー空車はつかまらない。タクシー会社に電話するも、どこもNG。まぁそんなもんか。
 追浜、田浦を超えたところで、船越タクシー会社に飛び込む。
 聞けば1台戻ってくるという。
 一人、そのタクシーを待っている人が居たが、久里浜方面に向かうという事だったので、便乗させてもらった。私が先に下りるので、そこまでは私が払った。

 この日、実際には夜も若干、電車を動かしたらしい。
 京浜東北線などが予定外に動き始めたので、可能と判断したのか。
 或いは大量の帰宅難民が発生することに対して、JRや京急にどこからかプレッシャーでもかかったか。夜の品川駅はかなりの大行列だったようだ。

 3/15(火)。
 輪番停電の影響で、朝6時から10時頃まで、またもや金沢八景以南を止めると言う。 JR横須賀線は動き始めていたが、逗子以南はやはり止めると言う。
 何なんだ一体。横須賀市民は切り捨てか。

 最早、疲れていた。
 5時過ぎに家を出れば出勤は可能であったが(或いは昼から出勤可能であったが)、この日は自宅待機とさせてもらった。
 自宅で仕事をしていたが、まぁ、集中力が生まれない。一日中、テレビニュースを見ていた。

 3/16(水)。
 この日も輪番停電の影響で、18時過ぎ~22時頃まで、これまた金沢八景以南を止めると言う。
 この日は最初から早めに帰ろうと思っていた。

 早退し、16時頃、新橋から特急に乗る。
 運よく座れた。が、この後が大変だった。
 止まる駅、止まる駅で次々に人々が乗り込んでくる。
 横浜駅、上大岡駅あたりでは殺人的な密集度になる。しかしそれでも、降りる人より乗ってくる人が多い。
 この日は所用で横須賀中央で降りたが、電車を降りるのも大変なくらい、横須賀中央駅から乗り込んでくる人が多かった。ホームは人で溢れていた。所用を終えて、もう一度電車に乗ろうとは思えず、カミさんの帰りがけに合わせ、車で拾ってもらった。

 3/17(木)。
 昨日である。
 この日は終日休日ダイヤで運転すると言う。
 ヤッタ。漸く予定の立つ状況になったと喜んだ。

 ところが。
 夕方、16時半頃だろうか。
 輪番でない大規模停電の可能性があると政府通達があったため、至急退社せよ、と社内放送があった。
 それ(通達・報道)昼頃出たんじゃなかったっけか。何で今言うかな、という感じである。

 17時に事務所を出る。一番、電車が混みそうな時間帯であった。

 悩んだ。すぐに帰るべきか。それとも時間をずらして帰るべきか。
 飲もう!と6人ほど集まり、20時くらいまで巣鴨で飲んだ。

 その後、三田線、浅草線、京急と乗り継いで帰宅したが、停電も無く、また人も少なく、余裕で座れる状態であった。
 ここまで人が少ないということは、夕方は相当、激しい混雑であったに違いない。

 さて、今日はどうなることやら。

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March 17, 2011

この不安はいつまで

 福島第一原発の事故・暴走が収束せず、恐怖と不安に慄く日々が続いている。
 原発周辺はもとより、その更に周囲、つまり東北地方、そして関東地方も、状況に一喜一憂している。というか、あまり一喜することも無いのだが。

 海から来た魔物が原因で、放射能の恐怖に怯えている。ゴジラの様である。

 このゴジラ、一向に収まる気配を見せない。1~4号機のみならず、5、6号機の原子炉内の水位も下がっているそうな。問題は拡大するばかりである。

 それにしても東電の発表は”どうしようもない感”が強い。
 発表する人々に、責任感も感じなければ必死さも伝わってこない。

・望まないのに、報告された内容を発表させられる立場になってしまった
・将来的に訴えられる可能性も視野に入れ、そのために言質をとられたくない

とまぁ、そんなところか。

 現場に自社、または下請けの人間が入っているのに、「わからない」を繰り返す彼らは信用するに足りないと感じざるを得ない。そうすると現場の対応も信用出来なくなってくる。いや、命を懸けて戦っている現場の人々は信用していいはずだ、と祈るような気持ちになる。

 発表したり、責任を取るエライ人は、安全な場所にいる。
 現場には、報告の余裕が無いのかもしれない。報告のために、情報収集のために、現場にエライ人が入ればいいのに。

 政府発表も同様に見える。情報の出所が変わらないので当たり前ではあるのだが。
 東電から情報を得られないとは俄かに信じがたく、また自衛隊含め政府側が独自に情報収集を行っていて当然のように思われる。行っていなければどこまでも無能な政府だし、行っていれば情報を隠している、と言われて仕方が無い。
 従って、枝野官房長官の人気が急上昇している様だが、結局東電と同様に信用(したいが)出来ない。

 如何にプレゼン能力の違いが人に与える印象を大きく変えるかと、改めて考えさせられた。

 追随するマスコミも、今回はかなり奇異に見える。

 政府発表をそのまま流すだけしかしない。
 大本営発表ってこんな感じだったんじゃなかろうか、と感じる。

 放射能(物質)が撒き散らかされる前は、漏れるか、漏れないか、と注視されていたが、漏れた後は「まだ大丈夫」「直ちに人体に影響が無いレベル」と言うようになった(ちなみに「直ちに」という言葉は若干気になる)。
 1号機で水素爆発があった際、風向きが非常に気になったが、直後、そのことに触れたマスコミはいなかった。だが各地で放射線が検出され、漸く風向きに触れるようになった。
 花粉症の様に各地の放射線量を放送する様を見て、この素早く「慣れ」るのは才能なんじゃないか、と思った。

 誰もが、徹底して、予測は語らないようにしている。
 予測。特に悪化する方向のものは、重大な結果を引き起こしかねない。それを誰もが恐れ、そして「そうなるはずがない」という希望的観測に基づいているような感じである。
 現場で必死になって戦っている人々は、隣人でもある。その人達に対する敬意と、期待も混じっている様にも思う。

 だが、それ(だけ)でいいのか、とも思う。

 海外は、そんな日本を信用していないらしい。
 米軍も80キロ圏内は近寄らないようにしたり、各国の記者は退避を始めたりしている。
 そこはそれ、他人事なのかもしれない。しかし、コトの重大さは、そういうことなのではないか。

 ここ暫く、3、4号機の使用済み核燃料プールの話ばかり報道されているような気がするが、1~3号機、とりわけ2号機の炉心水位は大丈夫なんだろうか。

 意図的に発表・報道していないのか。
 問題が無くなったなんて、誰も言ってないのに。

 その辺も、大本営発表雰囲気、という感じがする。

 私がその報道を見てないだけならいいのだが。

 なんだかとりとめもないグチになってしまった。

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March 15, 2011

今日の

 行動をどうしようか、悩んでいる。
 昨日、京急は15:30で運行ストップすると発表。13時過ぎには帰宅の途についたが、泉岳寺から乗った電車は既に金沢八景までしか行かず、新逗子方面電車のみの運行になっていた。八景からひたすら歩いた。
 その後、夜になり運行再開した模様だが、随分混乱したのではないか。

 行くは易いが、帰りが怖い。

 それに、福島原発の件も心配だ。

 テレビでは誰も言わないが、今日は北寄りの風が吹く。

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March 12, 2011

福島第一原発

 海水を満たす、と言った。

 その海水は1次冷却水の扱いなのか、2次冷却水の扱いなのか、どちらなんだろうか。また、その海水は循環させる必要性は無いのだろうか。

 炉心の温度は、何度なんだろうか。加圧はうまくいくのだろうか。

 心配。

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地震、すごかったね…

 地震発生時、都内の事務所に居ました。
 23階のビルの、22階のフロアなのですが、まぁ、揺れた揺れた。
 事務所の机の下にもぐり、構えましたがイスの間に挟まれながら右に左に揺れました。振幅1mほどあったように思います。テレビで出てくる、所謂事務所のイスが大揺れに揺れる、アレです。
 ロッカーが倒れるわ(倒れた拍子で鉄製トビラ破損)、パーテションが倒れるわ(根元の固定ボルト破損)、ホワイトボード(印刷できるタイプ)が倒れるわ(破損)、コピー機は揺れ動くわ(近くに人が居なくて良かった)。

 皆生きた心地がせず、青くなる人多数。
 余裕を見せて、動画を撮る人間数名…。

 かなり長いこと揺れましたね。
 見晴らしが良いので、直後に四方を見渡したのですがあちこちから煙が上がり始めました。すぐに消し止められていましたが。

 ビルの上はホントよく揺れる、ということがよくわかりました。
 構造破壊・崩落を本気で心配した、初めての地震でした。

 ちなみにその後、帰宅難民として歩きはじめました。
 2月にタクシー帰りばかりだったとき、仲良くなったタクシーの運ちゃんに連絡を取り、途中で合流。その後都内脱出に5時間以上かかり(山の手線越えられなくて大変だった。途中横浜・横浜新道でもド渋滞)、6時間以上タクシーに乗って今朝未明、3時半頃に横須賀の自宅に帰着。36020円ナリ。

 家族も皆無事。
 長男・遼太郎は学校から塾へ移動する途中に地震に遭い、マンションに逃げ帰ったとの事。同じマンションの子と一緒だったため、そのまま保護されておりました(その後早引けカミさんと合流)。二男・隼之介は保育園のため何事も無く…。

 自宅内はほとんど被害ありませんが、地震の波長に丁度合ったのでしょう、60cm熱帯魚水槽、30cmキューブ・海水魚水槽の水が上3cmずつほど、こぼれていました。90cm金魚水槽及び、ベランダのらんちゅう/桜錦プラ舟は何事もありませんでした。 ただ、暫く停電だったためいくつかの魚は落ちてしまいました。ブクが止まったので、酸素濃度低下のためと思われ。

 また、漫画本棚も何事もありませんでした。

 帰宅難民は本当に実感。私は都内文京区~横須賀という最悪のパターンなので、今後に課題を残しました。

 まぁ、そんな感じです。

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March 07, 2011

3月に発売される漫画で買うかもしれない一覧

 3月に発売される漫画で買うかもしれない一覧。

03/04 講談社 湾岸ミッドナイト C1ランナー 5 楠みちはる
03/04 集英社 バクマン。 12 小畑健
03/08 秋田書店 弱虫ペダル 16 渡辺航
03/17 講談社 capeta 24 曽田正人
03/17 講談社 はじめの一歩 95 森川ジョージ
03/18 集英社 彼女のカレラ 20 麻宮騎亜
03/18 集英社 ハチワンダイバー 19 柴田ヨクサル
03/18 集英社 ソムリエール 17 松井勝法
03/18 集英社 新サラリーマン金太郎 6 本宮ひろ志
03/18 集英社 新サラリーマン金太郎 7 本宮ひろ志
03/19 徳間書店 エンジェル・ハート2nd 1 北条司
03/23 講談社 宇宙兄弟 13 小山宙哉
03/23 講談社 ブレット・ザ・ウィザード 1 園田健一
03/23 講談社 CAPTAINアリス 4 高田裕三
03/23 講談社 おおきく振りかぶって 16 ひぐちアサ
03/23 講談社 へうげもの 12 山田芳裕
03/23 講談社 ヴィンランド・サガ 10 幸村誠
03/25 講談社 もやしもん 10 石川雅之
03/30 小学館 新クロサギ 10 黒丸

 弱虫ペダル…もー新刊がよみとーてよみとーて。
 その様に読者に思わせる漫画の如何に偉大なことか。

 今月は宇宙兄弟、もやしもん、と楽しみな本が多い。

 園田健一また漫画描き始めたのね…。

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March 04, 2011

2万5000人に影響…の1人でした。

 若干古い話題になってしまいますが。
 先週の金曜(2/25)、京急が止まりました。時刻は23:05、と遅い時間帯。週末の、終電近くの出来事です。

 私は三田線に乗車中であり、社内でこの放送を受けました。
 その時の私のルートは三田線(三田駅)経由、浅草線泉岳寺経由、横須賀中央方面へ移動、といった具合でした。

 さて、三田駅に着いた頃、JRへの振り替え輸送との事でJR側に移動する人も居たようですが、浅草線ホームへ向かう人の量は普段と変わらない様に思えました。
 これもひとえに、JRは止まるが京急は何があっても止まらない、という普段の行いの賜物と思われます。今は止まってはいても、すぐに動き出すだろう、といった期待がありました。ところが、この日ばかりはそうはいかなかったのです…。

 とりあえず泉岳寺始発、久里浜方面行きの電車が止まっていたので乗り込みます。
 電車内は混んでおり、1~2本分の電車が動いていない雰囲気。座ることは出来ず、とりあえず立って本を読みながら動くのを待ちました。
 次にホームに入ってきた電車は浅草線西馬込行き。このとき、それに乗り換えるべく席を立つ人が近くに居たため、うまい具合に座ることが出来ました。

 車内放送では相変わらず振り替え輸送の話が流れます。
 しかし立ち上がる人はあまりおらず、皆座っています。立っている人も動きがありません。
 その間にも、何本かの西馬込行き電車が到着します。
 そのたびに京急に乗り換える人が増え、社内はどんどん混んでいきました。それを見て諦めてJRに向かう人も居ます。

 私は座って本を読みながら待ち、やがて寝ながら待ちました。
 週末の金曜日。翌日が土曜で休みというのも、ゆっくり待っていられる理由でした。遅くなっても帰れればいいや、と。

 時間は0時を回り、0時半を回り…やがて1時近く。もう、JRの振り替え輸送もありません。
 皆、電車が動く事を期待していました。しかし…電車はついに動かなかったのです。

 放送が入りました。
 「本日は復旧しません。タクシー振り替え輸送を行います…(意訳)」

 途端に、皆ガッと立ち上がって出口へ向かいます。私は半分寝てましたが、立ち上がり、追いかけるように歩き始めます。電車の中にはまだチラホラと寝ている人、座っている人が居ました。
 改札付近には人だかりが出来、駅員が大声を張り上げています。

 要約すると、

 タクシーで帰ってくれ。
 料金は支払う。
 必ず領収書を貰ってくれ。
 後日京急の窓口ではなく、都営線の窓口へ領収書を持ってきてくれ。

とのこと。
 皆、すごい勢いで階段を上がっていきます。私も上がります。
 地上へ出ると、そこは第一京浜。タクシーはちらほら走っていますが、全て乗車中のもの。
 多くの人が、タクシーを捕まえようと散っていきます。手前で捕まえようと、田町方面へ遡る者、タクシーが多く居そうな品川方面へ向かう者、と様々です。
 その場に立ち止まり、携帯で電話する者多数。私も携帯電話を手に取りました。

 私は2月に入って激務が続き、ほぼ毎日タクシーで帰っていました。そのため、タクシーの運ちゃんの名刺を貰っており、電話してみました。
 すると今、蒲田から青物横丁方面へ向かっているとのこと。あと10分~15分ほどで泉岳寺に来れる、ということでした。
 そのまま依頼し、交差点の向こう側に煌々と輝く「なか卯」に向かいました。…小腹が空いたので。

 なか卯でうどんを1杯食べ、駅前に戻りました。もうそろそろ人も捌けているかと思ったのですが、まだ数十人がその場でタクシーを捕まえようと右往左往しています。
 その中にオバーチャンの声が聞こえてきました。自宅に電話している雰囲気で、「タクシーも捕まらないし、困ってるのよ~」みたいな感じ。

 その電話中のオバーチャンを捕まえ、自分の携帯の中にある日個連(ちょうちん個人タクシー)の呼び出し電話番号を教えてあげました。泉岳寺駅前に呼び出しを行います。
 するとオバーチャンは「ありがとうね~あなた神様だわ~」てな具合。そりゃオーバーだろ。周りの人も笑ってます。
 そのとき依頼したタクシーが滑り込んできたので、他の人には番号を教えられないまま見捨てて(笑)、乗り込みました。オバーチャン、ちゃんと乗れたかな?

 第一京浜を下ると品川駅前のタクシー乗り場はごった返しておりました。その頃およそ1時半~2時頃の話。ロータリーにパトカーも何台か見え、オオサワギな雰囲気。

 運ちゃんに、タクシーにとってはいい日になんじゃないの?と聞くと、先ほど青物横丁へ向かったのもやはり京急ストップによる影響とのこと。この時間まで京急で粘るって事は、三浦半島の端まで行く人が結構多いのではないかと思われ、京急の損失額もかなり行ったんじゃないでしょうか。

 ちなみに帰宅時間は3時を回っておりました。
 疲れましたが…実は2月の帰宅時間は、ほとんどそのような日々でした。若干、慣れてしまっているかも…。

 後日、領収書を持って清算を行いましたが、チェックが甘い印象。便乗でタクシーの領収書を持って行く人が居たら、簡単に清算できたんじゃないかな…。

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