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June 22, 2015

映画:海街diary

 海街diaryを観に行った。
 四姉妹はミスキャストではないかと思っていたが、全体として演技は素晴らしく、良い映画に仕上がっていたと思う。特に佳乃役の長澤まさみはキャスティングに違和感ありだったが全くそんな事もなく。女優さんの演技ってすごいや。

 千佳役の夏帆。美人過ぎると思ったが、あれはあれで違和感は無かった。これには若干びっくり。ただし草原ちゃんぷるうのテレビを見てゲラゲラ笑うシーンは欲しかったなぁ。

 廣瀬すずは美人過ぎるだろ。周囲の同級生の子供っぽい事!もう少しバランスを考えても良かったんじゃ無いかなぁ。みぽりんの方がもっとデッカイ体のはずなのに、すずの方が大きく見えました。

 幸役の綾瀬はるかも違和感なく。
 ただし開始早々のシーンに若干の不満。
 父の葬儀にて、すずに挨拶をさせようとする義母の陽子に対し、幸が「それは大人の仕事です」とたしなめるシーンがある。あれは、もっと幸の言葉に怒気を含ませるべきではないか。もっと言うと、陽子に対し若干呆れたようなスタンスを出すべきシーンだ。その幸の態度に「何を!?」と言う気持ちで「私が(陽子が)やる」という流れになるのである。ところが言葉にも態度にも怒気は無く、淡々とヤリトリされた感がある。ここは違和感ありであった。

 その他全体として、大きな不満は無かったかな。ただし数限りない小さな不満は原作ファンとしては止むを得ない。風太の脇役ぶり、ミホもこれまた脇役っぷり。出てこない裕也と将志(これは若干しゃーない)。単なる謎のワルで終わった藤井朋章。「山猫亭」の店主(福田)がなぜか九州弁…。

 海猫食堂に四姉妹が揃って行っているのにも若干違和感を感じた。幸と佳乃は、それぞれの仕事を介して二ノ宮幸子を支えているのだが、原作では連携した素振りを見せないため(という意図と決めつけたものではないかもしれないが)、二人が揃って海猫食堂に行くシーンは無い。最後、葬式で一言会話をするだけである。
 海街diaryの登場人物相関図はかなり複雑に入り乱れていて、ある意味相当目の細かい網のように絡まっているのだが、キャラクター同士は例え兄弟と言えどそれに気がつかない体で物語が進められている。この空気感を監督は理解していなかったのではないか。或いは敢えて無視したか。

 物語は原作のエピソードから必要なシーン、絵になるシーンを組み合わせていた。結果若干つまみ喰い感は否めない。それは時間的制約上、止むを得ない。しかし風太をはじめとするオクトパスのメンバーが如何に物語上大事な人々なのかを思い知った気がする。物語を幸田家の中に閉じざるを得ない映画という制約。連ドラの方が良かったよなぁ…(いつかやってくれないかな。無論アニメでも…)。

 何にせよ、2時間という枠の中、桜のシーン、シラスのシーン、花火のシーンと良いシーンもたくさんあった。また聖地巡りになって観光客増えるだろうな。
 単行本1巻が出た頃、カメラ持ってあちこち撮ったけど、また行こうかな。

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