親切にどうも…
昨夜の事。体調が悪く床についていたが、遅くまでウトウトとトリノオリンピックを見ていた。
スピードスケート500m。せめて一巡目だけは見ようと思っていたが、睡魔に襲われ殆ど寝ていた。
…と。
トントントン。
と、枕元を誰かに叩かれた。
枕元には、誰も居ない。自分の手でもない。頭上を見上げたが、お化けも居なかった。だが、確かに叩かれた。
トントントン、と。
耳元から頭にかけて、枕元から発せられた震動は今もハッキリと思い出せる。
トントントン、と。
お陰で、加藤の一回目は見逃す事はなかった。そして、二回目は見ず、寝た。加藤の滑りを見て、やや興奮した身体はなかなか寝付けなかった。…寝付けなかったのは、加藤のせいだ。
目覚ましが鳴った。いつのまにか寝ていた様だった。寝た気がするような、しないような、そんな気分…。
























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